【2019年イギリス学生ビザ】Tier4 (General) Student Visaの取得の流れ
2019年版 Tier4 イギリス学生ビザ取得の流れ
UKVIの沙汰は忍耐と金次第 (2019年編)
去年2018年版のTier4ビザ(イギリス長期留学学生ビザ)取得に関するゴタゴタの件の記事を書いたのですが、今年もビザを申請する機会がありましたので、簡単にレポートします。
・申請に必要なもの
大学からもらうCASナンバー
クレジットカード
パスポートナンバー、大学のスポンサーコード、大学の住所などの情報
※高校生以下の場合は保護者の承諾書と保護者との関係証明書(英語)
・ビザ申請センターに持っていくもの
パスポート
ビザチェックリストを印刷したもの(A4サイズ)※予めアップロードしていれば不要
ビザ申請センター予約シートを印刷したもの(A4サイズ)
・ビザ申請に必要な金額
ビザ申請料 約5万円 (£348)
HIS保険料 約10万円(2年コースの場合)
計約15万円
+
ビザ申請センターでの追加サービス料(頼む場合)
ビザ申請センターまでの交通費、宿泊料
※フルガイダンスは長いですが、個人でビザ申請される場合は一通り目を通すことを強くお勧めします。
2019年版 Tier4ビザ取得の流れ
まずは例によってgov.ukのサイトのビザ申請画面へ。
Tier4 ビザを選択。
日本で申請する場合は日本を入力。
日本でビザ申請できるかを入力。
メールアドレスやパスワードを設定してアカウント登録。
メールが届くので、そのリンクからログイン。入力の途中でログアウトしても、ここからまた入り直せば途中から入力を続ける事ができます。
別名義の入力。なければ次へ。
CASナンバーを入力。
電話番号や住所などの個人情報を入力。
配偶者の有無を結構詳しく聞かれます。イギリスは移民が多いので厳しいですねー。
国籍などの情報入力。
パスポート情報の入力。
パスポートが複数ある場合の入力。無ければなしで。
日本人は国民カードを持ってないので無しにしました。(マイナンバーカードを入れても良いのかもしれませんが、持ってない人もいるので特に入力しなくても良いでしょう)
イギリス到着予定日の入力。
対応言語の選択。日本語対応はたぶん無いので英語で。
高校生以下ではない場合はNoで。
言語能力証明書の入力。Higher Educational Institution(HEI) に指定されている大学からCASナンバーをもらっている場合は、IELTSなどの問題はクリアしていると思うので、何も追加資料は用意しなくて良いと思います。
>>Higher Educational Institution(HEI) 指定とは?
学費、生活費の出所を入力。
両親の情報入力(父母両方)。
イギリス国内にいる家族の情報入力。
団体で留学する場合、団体の情報を入力。
イギリスに家族や配偶者を一緒に連れてくる場合の情報入力。
イギリスでの滞在場所について入力。
賃貸での滞在の場合はrental property と入力しました。
その他別の滞在場所があれば入力。
今までのイギリス渡航歴の入力。
渡航歴がある場合はその理由の入力。
イギリスで治療を受けた事があるかの入力。
イギリスでビザ延長したことがあるか入力。
オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アメリカ、EU圏などの渡航歴を入力。
イギリスに渡航する際、トラブルにあったか入力。
犯罪歴があるか入力。
戦争犯罪歴があるか入力。
テロ活動歴があるか入力。
テロリスト団体の所属の有無を入力。
テロリスト、テロ暴力を賛同・扇動する活動経験の有無を入力。(さすがにヨーロッパはこういう話題にピリピリしてますね〜!)
特殊な職歴の有無を入力。
大学からもらったSponcer lisence numberを入力(大概CASナンバーと一緒にもらえると思います)。Sponcer’s address は大学の住所を入力。
留学先がHigher Educational institution(HEI) 指定の学校かを入力。
>>Higher Educational institution(HEI) 指定校とは?
学校の自分がメインで活動するキャンパスの住所の確認。
UCASというウェブサイトを使用したかの有無を入力。
理系の一部の学科などで必要なATAS(Academic Technology Approval Scheme )登録の確認。
奨学金などのスポンサーの有無を入力。
進学先の大学や学科情報の入力。
進学先の国家資格フレームワークの入力。(大概大学からCASナンバーと一緒にこの情報ももらえます)
進学先の学生自治会の有無の入力。
コースの期間を入力。
滞在先への支払いの有無を入力。
National Insurance number (イギリスの国民保険)に加入している場合は入力。※留学生の場合は基本的には加入の必要なし。
>>National Insurance numberのガイダンス
学費の入力。
奨学金ローンの有無を入力。
補足資料:フルガイダンスより抜粋
その他の情報入力。
入力内容の確認。
契約宣言。
留学生は全員強制的にImmigration Health Surcharge (IHS)というイギリス指定のバカ高い保険に入らないといけません。(しかも、去年よりも値上がりしてる...)
個人情報を入力。
入力内容の確認。
契約宣言。
IHSの支払い金額確認。
支払い後、HISのリファレンスナンバーを発行してもらえます。
ビザ申請料とHIS料金の支払いに移ります。
BRPカードの受け取り箇所を指定。(自動では大学の住所の近くが出てくると思います)
ビザ申請で、標準サービスか優先サービスを利用するかを選びます。
支払い方法を指定。
ビザ申請料の支払い確認。
ビザ申請チェックリストのPDFがダウンロードできるので、A4の紙に印刷しておきます。
ここからはビザ申請センターの予約になります。赤で囲んだボタンをクリック。
例によってVFS (ビザ申請センター)のサイトで申請手続き日の予約をします。
アカウント用のパスワードを登録。(ビザ申請の時のアカウントとは別)
申請する国を指定。
標準コースか優先サービスを使用するかを指定。※その他プライムタイムサービスなど必要な場合は追加
アップロードする書類の確認。
時間切れなどでログアウトした際は、アカウント登録の時に届いたメールからログインできます。
赤で囲んだ部分が申請で必要になる書類。滞在先の家賃のレシートは、用意できれば提出すれば良いかもしれません。(提出しなくてもビザは取得できました)
書類提出では、パスポートとビザ申請チェックリストに必要事項を記入したものをスキャンして、アップロードします。
※高校生以下の場合はここで保護者の承諾書と保護者との関係証明書もアップロードします。
※結核の検査結果などの記載もありましたが、今回はアップロードしませんでした。必要な国から来る場合はアップロードするようです。
※1600円の追加料金を払えば、ビザ申請センターで書類をスキャンしてアップロードしてもらえます。ただし必要書類の確認は別料金です。
ビザセンターに行く日時を入力して予約。
大阪のビザセンターを利用する場合は追加料金がかかります。その他のサービスを利用した場合はその料金も払います。
(ビザセンターで現金で払う事もできます)
確認してクレジットカードで支払い。
ビザセンター予約表のPDFがダウンロードできるので、A4でプリントアウトしておきます。(ビザ申請センターに持っていきます)
VFSの各サービス(追加料金が必要)の詳細はウェブサイトに掲載されています。
追加サービス例:
書類が揃っているかのチェック 1980円
ビザ発行後の自宅への郵送サービス 1580円
ビザ申請中は通常パスポートを使えませんが、どうしてもビザ申請中にパスポートを使いたい場合 10000円
この後ビザ申請センターに行って手続きをし、パスポートと仮ビザをビザ申請センターで受け取り、イギリス入国後BRPsカードを受け取って、Tier4 ビザ取得完了となります。
詳しくはこちらの記事を参照
印象としては、去年より若干手続きが簡易になっていたような気がします。
しかし相変わらず、ビザ申請料高いですね〜!^^;