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ロンドン留学に関する備忘録

【イギリス生活情報】イギリスの永住権取得方法

 

 

イギリスの永住権取得方法

 

ロンドンにやって来た頃はイギリスで永住権を取得するなんて考えてもみませんでしたが、最近永住権保持者の方と知り合う事が多くなってきたので、少し調べてみました。

 

大きく分けると3つ

 

イギリス人と国際結婚後2年滞在

合法ビザで14年滞在

ワーキングビザで10年滞在

 

ビザ申請費用:イギリスのことなので常に変動

 

 

はっきり言ってしまうと、イギリス人と結婚するのが一番手っ取り早い方法ですが、問題は結婚相手が見つかるかどうかでしょう。(^ ^;)これは自分でなんとかなる問題ではなく、だと思うので、あまり現実的ではないかな。どうしても!と言う人でゲイとペーパー婚などされる方もいるようですが。。

他にもEU圏の人と結婚するとイギリスに移住しやすくなるというのもあるようです(ブレグジットした場合は知りませんが。。)

ちなみに、ロンドンでイギリス人に出会うのはきわめて稀で、ロンドンでイギリス人と結婚して暮らしている方は、ロンドン以外で出会われたケースを多くお見かけします。また、結婚したイギリス人の収入やステータスもビザ取得に関わっているらしく、結婚してすぐにイギリスに住めるビザが発行されるわけではない模様。。

 

合法でというのは、観光ビザでもワーホリでも学生でも、とにかく入国して、日本とイギリスを行ったり来たりしながら、14年間居た場合取得できるというものです。長い道のりですが、粘れば取得できそうですね。この時、家賃の領収書など提出しないといけないなど、用意する資料が多いということに注意が必要です。

 

ワーキングビザで10年(または起業ビザやタレントビザなどの特別なビザで2~5年、条件により変動)が、一番正攻法だと思います。問題はイギリスで正規雇用してもらえるかです。ワーキングビザには企業からのオファーレターがいるので、まず現地正規雇用される必要があり、それなりにハードルが高い気がします。日本企業もあると思いますが、10年継続して正規雇用するところはそんなに多くはないと思いますし。。(ほとんどの企業が日本ベースで、数年の駐在が一般的だと思います)現地採用の枠はあると思うので全然無いことはないと思いますが。。

 

同じ大学院を卒業された先輩 (日本人)が言っていましたが、日本人(や東アジア人)で、ロンドンの英系企業で正規雇用されるのは、こっちの大学院を出ていてもそれなりに難しいとのこと。(基本、ネイティブやイギリス移住を目指す他の外国人と同じ土俵でバトル (もっというと、イギリスでは特にホワイトカラーの職業はイギリス人やEU圏を優先する風潮もあり、その下はインド系、カリビアン系、アフリカン系、アラブ系で、東アジア人ははっきり言えば、超マイノリティ。その中でさらに日本人よりも英語圏慣れしている香港人や、バイタリティが半端ないメインランドチャイニーズ、台湾、韓国、他の日本人との席とり合戦)するわけなので) しかし、本格的に移住してイギリス人になる!という人は、とにかく頑張る、これが一番だと思います。

※ちなみに永住権には選挙権はなく、選挙権を取得するためには市民権というものが必要なんだそうです。 

 

 

そしてそもそも、イギリスの永住権は必要なのでしょうか?

 

 

イギリスの永住権のトリッキーなところは、簡単に失効してしまうところ

例えば、2年継続してイギリスを離れていたら失効しますし、それ以外にもイギリスから生活の拠点が移ったとみなされると失効します。

 

つまり、イギリスに用がなくなったとしても、永住権保持の為にイギリスに縛られることになるのです。

 

なので、本格的にイギリスに骨を埋める覚悟でないと取得する意味は無いような気もします。

 

イギリスは短期間(半年)などの滞在なら日本人なら簡単に観光ビザで入国できますし、語学学校などに通えば学生ビザも無料で発行できます(まあ、何回も繰り返し来ていたら怪しまれますが..)

 

ちなみに、有名人になれば名誉市民ビザがもらえるらしいです。こういうの、せこいイギリスらしいなぁ。。

 

世界中の人が移住を目指すイギリスですが、現実はなかなか険しい道のりのようです。

 

 

またビザについて調べたら記事を書くかもしれません。

それでは。

 

 

 

 

 

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