【イギリス生活情報】ロンドンでタクシーとUberに乗る
ロンドンでタクシーとUberに乗る
私が初めてロンドンに来た時、空港からの移動は、まず地下鉄でベイカーストリート駅まで出て、駅前でタクシー(ブラックキャブ)を拾いました。
ブラックキャブはその名の通り、真っ黒でデザインも特徴的（たまに変わった色の車もある）。ビッグベンや赤バスと並ぶ、ロンドンのアイコンですね。
ブラックキャブの運転手になるためには特別な資格試験を受けないといけないみたいなので、運転手の人も比較的ちゃんとした人が多い気がします。でも、手袋をはめたイギリス紳士かと言われると違います。今まで利用した時は、どちらかというと移民系の人が多かった気がしますね。(利用たのは数回ですが)
車内は乗車賃が高いだけあって、綺麗な事が多いです。あとチップは要ります。(だから愛想いい人が多いのかな？) それから、私はロンドンに慣れていない頃は日本の感覚で道端に止まっているブラックキャブを捕まえましたが、一般的にはあまり流しの客は拾わないみたいですね。(ブラックキャブ乗り場で乗るか、電話で呼ぶ。でも急いでいたら別に拾ってもいいのかも)
ブラックキャブは高いので出来るだけ乗らないようにはしているのですが、雨が降る夜にブラックキャブに乗り込んで、運転手にバックミラー越しに「How's it going?」と話しかけられた時、ロンドンに来たんだな〜と実感して感無量でしたね。（なので、ロンドン観光に際には一度は乗ってみるのも良いかもしれません）
さて、ロンドンに来てしばらくしてから知っったのが、Uberというサービス。日本では使われてないので、あまり馴染みがなかったのですが(Uber eatsは日本でもあるのかな)、要はアプリを通して個人がタクシーをしてくれると言うもの。海外ではかなり主流のサービスのようです。
登録したら、アプリを開いた瞬間に周りにいるUberに登録してある車が寄って来ます。ロンドンだと呼ぶ前からたくさん寄ってきて、1分で来たりするのでめちゃくちゃ便利ですね。しかも安い。場合によりますが、ブラックキャブの半額以下だったりします。また、チップもいらず決済はアプリを通してクレジットカード/デビットカードで支払いできます。
ただし、基本的に個人がやってる白タクなので、かなりあたりはずれもあります。今までUberはロンドンで何度か利用しましたが、2割くらいははずれました。(ある時は謎のインド人が来て、乗車しようとしたら急に車が壊れたと言い出し、何故か車を動かさず家の前に長時間居座られた) その時は結局別のUberを呼んで乗り切りましたが、キャンセル料5~6ポンドも取られましたし、なにより時間をめちゃくちゃ無駄にしました (30分くらいは揉めた、というよりインド人が動くのを待ってた)
基本的には、ブラックキャブのサービスと同じクオリティで、目的地までも早く来て、車内での会話も弾んで満足でした。
最後に、前回帰国して帰ってきた際ヒースローの空港から乗った私営タクシーのことを書いておきます。これはヒースロー空港と提携しているタクシー会社で、カスタマーサービス(多分会社の名前)というそうで。。※今思うといわゆるミニキャブだったのかもしれません。
ヒースロー空港でブラックキャブを探していたら、「タクシーをご入用で？」と急に声をかけられ、ついて行ったら、私営タクシーに案内されました。車はブラックキャブのようなものではなく、普通の車。怪しさ満点でしたが、他にも似たタクシーがいて、利用者がいたので大丈夫か、と思い乗り込みました。で、気になるお値段は...まあまあ高かった。ブラックキャブと同じくらいか、やや割高かな。やられた、、と思いましたが、ブラックキャブも見つからなかったし (エレベーターが混んでてブラックキャブ乗り場まで辿り着けなかった) でも遠回りされたわけでもなかったし、運転も普通。サービスもまあまあ愛想が良い。ので、ブラックキャブが見つからない時は便利かな？ 一応乗り方を書いとくと、ヒースロー空港でエレベーターで降りずに駐車場を奥に進むと、タクシーが止まっているエリア(?)が見つかります。あと、車両には高級感はなく、普通の車。接客は、ドアの開け閉めとか、ちょっと丁寧かな。(ブラックキャブは自分でドアを開け閉めします)
このようにブラックキャブもUberも一長一短なので、状況によって使い分けたら良いと思います。
まとめ
ブラックキャブ
長所 サービスの質が比較的安定、車両に高級感
短所 高い。捕まえにくい (呼ぶなら電話)
長所 すぐに来る。 安い。
短所 時々はずれが来る。
私営タクシー(ミニキャブ)
長所 特になし。強いて言うならブラックキャブを待たなくても乗れる。
短所 高い。高級感はない
普段のロンドン内の移動はバスや地下鉄で十分だと思いますが、大きなスーツケースを持っていたり急いでいる時は、タクシーを使うこともあるのでまたお世話になるかもしれません。
それでは。
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